LAST LOVE〜命を懸けた42.195km〜【完】

「はっ…それで」



エリックとの再会は、仕組まれてたんだ。

何故、このタイミングかはわからないけど。



「サッコー。お前に会えて嬉しいよ」



「わた…」



「クソ親父。援護か」



再び、抱き合って喜びを分かち合おうとした刹那、エリックが現れた。



「おじ様も、やりま――…」



しかし、隣には彼女も一緒。

私は咄嗟に離れ、3人から距離を保った。



「あんた…本当に知り合いだったわけ?」



視線を合わせられず、俯きながら頷く。

エリックは、彼女といつも行動を共にして。

大好きなんだね。