LAST LOVE〜命を懸けた42.195km〜【完】

私はおじさんの元へ駆け寄り、抱き着いた。

エリックの家族は、私の家族でもあった。

幼稚園の一部の一家と行ったキャンプ。

おじさんとおばさんが、両親の代わりに、連れて行ってくれたりもした。



「サッコー、大きくなったな!」



「“バイバイ”もなしに別れて、寂しかったんだからね!!」



「俺も、それは後悔したよ」



おじさんは私の頭を撫でて、離すと、煙草を携帯灰皿で揉み消した。



「でも、何でここに居るんだよ?
真樹子ーマキコーさんに聞いたのか?」



「お母さん…?」



この高校を勧めたのは母親。

エリックが、私の写真を持ってた。

それって…。