放課後、奈緒香と帰る事にした。 聖美と千景は、授業で喋り過ぎた罰で、日高先生の手伝いらしい。 「…おじさん…?」 校門まで、他愛もない会話をしてると、電柱に凭れて煙草を吸ってる男の人を見付けた。 でも、昔から変わらない若々しいエリックのお父さんに、気付かない筈がない。 見慣れないスーツ姿だけど、わかる。 「お前…サッコじゃねぇかっ!」 「ごめん、奈緒香」 「知り合いなんでしょ?私は先に帰るから、また明日ね!」 奈緒香は気を利かせてくれて、1人で帰って行く。