洗濯物を洗おうと、パジャマ代わりのジャージを鞄から出す。



「…何コレ?」



すると、二つ折りにされた紙を発見した。

中を見て良いのか迷いながらも、開いてしまうと、エリックが書いたであろう手紙だった。

でも、内容的に、事故になる前だ。



「…エリック…」



自分で思ってたより、笑顔は私を想ってくれてたんだね。

ダメな彼女だった。

不安ばかりで、情けないのは私だよ。

…ごめんね…。



「ごめんねぇ゛…ッ…」



私もずっと、エリックに会いたかったんだよ…。