ボーっとして天井を見上げてるエリック。

椅子の家で体勢を崩したおじさんが置き、エリックに近付く。



「近付いて来んなよ」



「あぁ゛?」



「エリック?この人は、エリックのお父さんだよ?」



喧嘩腰のエリックを止めて、おじさんが誰かを教えた。

他にも、おばさんの聖美たちの名前を言ったけど、誰の事も知らなかった。



「ごめん…知らなくて」



「謝らないでよ…」



私が必ず、思い出させてあげるから。