病院の中庭に白いシーツを広げてる。
“咲恵子!早く元気になぁれ!”
いつから、やってたのか。
今日だけだったら、窓をあまり覗かない私からすれば、凄い偶然。
私は窓を開け、必死に手を振った。
10階からでは声が届きにくいけど、「ありがとう」と、叫び続けた。
良い友達に巡り会えて、私は本当に幸せ者。
…聖美、将希君。
ありがとう。
「ありがとぉーーッ!!!!」
2人には、感謝ばかりで。
早く面と向かって、お礼を言いたい。
…私、元気になるからね…?
だから、待ってて…。
“咲恵子!早く元気になぁれ!”
いつから、やってたのか。
今日だけだったら、窓をあまり覗かない私からすれば、凄い偶然。
私は窓を開け、必死に手を振った。
10階からでは声が届きにくいけど、「ありがとう」と、叫び続けた。
良い友達に巡り会えて、私は本当に幸せ者。
…聖美、将希君。
ありがとう。
「ありがとぉーーッ!!!!」
2人には、感謝ばかりで。
早く面と向かって、お礼を言いたい。
…私、元気になるからね…?
だから、待ってて…。


