血迷ったような勢いなのに、優しいエリック。

恥ずかしいけど、私を見てくれてる事が凄く嬉しい。



「ずっと……ッ好き……」



「俺も愛してるから…」



甘い痛みも。

胸元の赤い花びらも。

全てが愛の証拠だと思うと、平気だった。

エリックの愛は、私の一生の宝物だから。

生きて帰って来るから、待ってて欲しい。

その間に、浮気されたり…ショックな出来事が立ち塞がっても。

私の気持ちは変わらない。

…それだけは、覚えててね。

頑張るから。

貴方に、また会う為に――…。