「俺も、お前だけだ」




私を強く抱き締めたエリック。

力強く言われ、自信に変わったのか、不安が拭われた。

どちらともなく腕を緩めると、唇が重なった。

おじさんは、こんな風になるのを予想して、席を外してくれたのかな…。



「……んぅ…ンンッ……」



激しくキスをしてると、絨毯へと押し倒された。

…え…!!?

ビックリしたけど、エリックなら良い。

このまま2人、流されても構わない。



「エリック…好き…大好き…」



「…煽ったら、止まらねぇよ」



エリックは、唇にキスをして来たと思えば、耳や首筋にもキスをして来た。