後輩男子に惚れちゃいました。

――。

そして、会場全体を見回す。


いつもの会場。

でも、いつもとは全然違う。




ふと皆を見ると、他の人も何故か会場を見渡していた。


・・・いつもとは、きっと違うように見えるから。



でも・・・。


一人だけ、違った。



真っ直ぐ、真っ直ぐ、身じろぎもせず、フロアを見つめていた。


射抜かれるような、全てを見透かされるようなあの目は・・・あまり、得意じゃない。



「赤堀」


声を掛けると、そいつはゆっくり振り向いた。