後輩男子に惚れちゃいました。

耐えられなくなって、ギュッと目を瞑った。

何も見えなくても、大島君の体温がとても温かかった。

大島君の声が、また耳に入る。

「力抜いていいよ」

大島君の身体がスッと離れる。


「何も・・・しないから」

そっと目を開けると、大島君はちょっと困ったように笑っていた。

「・・・大島君に、何かされるなんて思って無いよ」

だって、大島君は、あり得ないくらい優しくて。
嫌なことなんて、されたことが1度も無いから。


私がそう言うと、大島君はちょっと眉を顰めた。

「あのさ・・・」

大島君の整った顔が、キスしそうなくらい近付く。



「俺だって、男なんだけど」

そう言った大島君の顔は、紛れもなく『男』の顔で。

ドキッと心臓が跳ねた。