―――次の日。


これからも、私たちは普通に接することになった。



いつものように、院内学級が終わり、

いつものように、デイルームでたまる。


何もなかったようないつも通りの毎日。



「あ、今度俺、自宅許可でたから一回家帰れるんだ!!」


「そうなんだ!!翔君よかったね」


「何日くらいむこうで泊まるんだ??」


「え~と3日かな」


「そんなに翔がいねぇと寂しいな」


「そうだね」


「大丈夫、すぐ戻ってくっから!!」


「いや、もう戻ってこなくてもいいぜ」


「ちょっ!!!」


「「アハハハハ!!」」