美織は意味ありげな笑顔を俺に見せた。 「美織ぃ、怖~い男の子いっぱいいるんだよぉ。 次、あいつと関わったらあの子はどうなるかなぁ~。 楽しみぃ!!」 「よせ!!お前どうした?? 頭一回冷やせよ」 「もう冷えてるわよ!! じゃぁ、帰るね。お大事にぃ!!」 そう言って美織は病室を出て行った。 このまま、入院生活ずっと彩ちゃんと話してはいけないってことか?? 俺は、一体どうすればいいんだろう。