「なぁ、彩ちゃん、俺さ…」


「すまん!!遅くなったっ!!」



翔君が、私に何か話そうとした瞬間、昴君が病室のドアを開けた。



「いいよ。早かったね」


「まじで??走ったかいあった!!」


「だね。あっ、翔君何か言おうとしてなかった??」


「えっ?!あ、あぁ…、もういいや」


「そうなの…??」


なんだか少し気になってしまう。


「うん!!そうだ、今日やった英語教えて欲しいんだけど」


「それなら俺に任せろ!!」


「昴様~!!」


「「アハハハハ!!!」」



このまま、今日は勉強で終わっていった。