一番端の窓に向かい合わせなっている席に座り、私は勉強を始めた。 5階から見える景色は、いつも自分が見ている景色と全く違う。 すごい、夜景がキレイ。 手も進まず、そんな夜景に見とれていると、 「あの…」 「は、はい?!」 誰だろう…。 私と年はそこまで遠くなさそうな男の人。 「隣、いいですか??」 「は、はい」