――――――――――――* 部屋に一通り物を置いて夕方、お母さんは帰っていった。 「あぁ、やっぱり一人だと寂しいなぁ…」 大きな一面にある窓をボーっと眺めながら、だされた夕食を食べていた。 さすが病院。 赤、黄、緑、ちゃんと全てそろっている。 こんな食生活が毎日続いたら、きっと痩せるだろうなぁ。 あぁ、ファーストフードが恋しい。 そんなことを考えながら、やっぱり美味しくてペロリと夕食を食べ終えた。