【完】青空星



「確か翔君の病室はぁ…」


この辺だったけなぁ。


一回いっただけだったので、

私はその辺をうろうろしていた。



「えーっと、ここの角だったような」



しかし、曲がった先は私のいるべき風景と全く違った。



私は一瞬、目を疑った。



そこには、

たくさんの看護婦さんと、

その人たちに囲まれている翔君がいた。