【完】青空星



昴君、ごめんね。

私、最低だよね。


もしかしたら、美織は昴君も傷つけるかもしれない。

だから、私はもう関係を切ろうと思った。



だけど、


けど、




心のどこかで、


もう傷つきたくないと思っている自分もどこかにいた。


そんな自分が憎くてしょうがなかった。