俺は自分勝手な人間だから、知らないうちに人を傷つけているんじゃないか…って。 俺のことが嫌いって聞くのが怖かったんだ。 俺は弱い。 1人の人間としても、男としても。 こんな自分が情けないくらいに… ーーーーーーーーー ーーーーーーーー ーーーーーーー 夜、月森がいないときに母さんに呼びだされた。 「慧、最近笑美ちゃんと何があったの??」 「別に。関係ねぇよ。」 少し苛立った口調で返してしまって、はっと気が付く。 だが時すでに遅し。