ずっと悪魔は嫌な感じしかしないと思っていたが、 高橋拓哉に会いに来た悪魔は全く違った。 「あいつ何者だ?……ッ!」 「……!!」 その悪魔の羽は黒。という事は、王家の召使いか下っ端ということになる。 …謎が深まるばかりだ。 「陸人。……ちょっと頼みがある。」 「…拓哉の事か?」 さすがに陸人も気になったみたいだ。当たり前か…。 「…あぁ。調べてくれ。」 「了解やで!」