スミレの花言葉~大好きだった君へのメッセージ~

「オッはよー!さぁて。成宮千景さぁーん。詳しく聞かせて頂こうか?」
「なに…を……?そもそも、皆どうしたの?」

教室に入ると、ニヤニヤして皆、私を見ていた。
「五十嵐と…いや、昨日の9:30、どこでなにしてた?」

丸美ちゃんが、ニヤリと睨みを効かせ、近づく。
マズイ…。
昨日は五十嵐と一緒だった。
「いいやぁ~?昨日は家にいたよ?」

心臓の鼓動を気にしながら、答える。
丸美ちゃんはアッサリ理解したようだ。