スミレの花言葉~大好きだった君へのメッセージ~

「お前には…まだ言えない。」
「お父さん!」
「無理だ。」
「お父さん!」
「好い加減にしろ!」


家の中にこだますお父さんの怒鳴り声。
「お父さん、私はもう高校生なの。お父さん。」
「…………………。」
「分かった。もういい。」


静まり返る中、プルルルルルっと電話がなる。
mailの着信だった。

【ヤッホー!真苗ダょん☆今CLUBにいるから来なよ!CLUB名は「クレイジー・ラブ」だョん☆】

「……、出かけてくる。」

直ぐさまお父さんに背を向ける。
「どこに行く?」
「コンビニ。」
「門限は11時。はしゃぎ回るのは辞めろ。せめて、見るだけだ。」
「いってきます。」