紫陽花


ご飯を食べ終え、子供たちを寝かせた


「華と大河、寝た?」

「うん!」


そう言うと隼人に抱きしめられた


「隼人?」

「ほんとは大丈夫じゃないでしょ?」

「えっ?」

「だって顔赤いし…」

そう言いながらわたしのおでこに触れる

「ほんとに大丈夫だって」