しばらくして処置室から出てきたまゆは、いくらか穏やかな表情をしていた




「喘息も出ているから、しばらくは入院になるかな

でも、もう大丈夫だ

まゆをつれてきてくれてありがとう」


おじさんは笑顔で俺に言った



その言葉を聞いて安心したのか、今井は泣き出した