ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!

「変装くらいしなよ。リンナさァ、もう有名人なんだから」





「撮影終わりでダッシュしてきたからさ。そんな余裕なかったんだよ」





「嘘つけ。ずっと隠れて見てたくせに」





「バレてたか。エルが歌ってるなんて思わなかったから」





「専門入るときにシュウジがやってみないかって言ってさ。―――アコギ買ってくれたんだ」





照れくさくなって言うアタシにリンナは微笑む。





「相変わらずラブラブなんだね。羨ましい」





写真を撮られるフラッシュに手を振るリンナ。





「エル。ご飯食べに行こうか?」





その笑顔は崩れない。





さすがモデルだと思った。