ギャルバン!!! 2nd The Re:Bandz!!!!

「アタシ、そういうの好きじゃないんだ」





「えー、いいじゃん。やろうよ。何で? 何でダメなの?」





「アンタみたいに見たまんまチャラいヤツが嫌いなだけ」





そう言い放つと彼は面食らった表情でアタシを見ていた。





思わず言ってしまって多少気まずい空気が流れる。





これから卒業するまで一緒にやっていかなければいけないのに。





そんな教室に向かって走ってくる足音が聞こえた。





やけに甲高いヒールの音が廊下から響いてくる。