にょんは明るく言った。

(・ω・)「にょー♪(にょんと合体すればいいんでし♪)」

(;゚▽゚)「ほあっ!?ががが合体!?」

 してどうする?という感じだが、にょんはノープロブレムな様子である。

(・ω・)「にょにょん♪(にょんは誰かのお役に立ちたいとか、人を思いやる心で生きてます。なので、アイスのあなたと合体して、あなたの成分とあなたの思いやりだけを取り出して形にすることは可能です。あなたならにょんと合体可能です)」

(;゚▽゚)「そそそんな器用な…」

(・ω・)「にょん♪(試してみる?試してみる?)」

 アイスはしばし迷い、決断をくだした。

(;゚▽゚)「あ、アイスの名にかけて!一生一度の大冒険もいいかもしれないです!合体よろしくです!」

(・ω・)「にょにょーん♪(ほいでは、合体へんし~ん)」

 にょんはポーンと跳び、くずかごアイスに着陸すると器用にアイスを包みこんでしまった。

 にょんに包まれたアイスは意外な居心地の良さにほわほわした。

(*゚▽゚)「はわ~。こここれは~なかなかにいい感じです。いちご大福のいちごになった気分です!」

(・ω・)「にょにょん(なかなかに美味しそうな感じです。にょんにもいちごの香りがしたです。アイスの君は次はストロベリーアイスになりたいご希望ですかー?)」

(*゚▽゚)「おお~そんなパターン変更もオッケーですか?夢があります!出来ればフルーツも添えられて生クリームつきでイチゴソースもかけられた、デコレーションアイスになってみたいです!」

(・ω・)「にょ~ん(いいですね。スイーツのウェディングですね)」

 くずかごの中でする話とは思えないくらいにドリームな話をしながら、にょんアイスは移動しはじめた。