そういえば、高木くんとも話してる姿を見た事ないような…… 「幼なじみなのにどうして教室では話さないの?」 「あいつが幼なじみって事を隠したいって」 わけわかんねぇよなって高木くんは笑った。 ……丁度その時、中山奏弥のギターの音が会場に響いた。 その音を聴いた時 あたしの世界が息を止めた。 ――… ドキドキドキ。 一瞬で、胸がいっぱいになった。 カラフルな色が頭の中に飛び散る感覚。 ワクワクって言葉がぴったり。 息をするのも苦しい。 ……こんなの生まれて初めてだ。 すごい―――…