「好きなのよね?」 「……うん、たぶん」 この美姫の顔…… 絶対悪いこと考えてる。 「じゃあ話して来なさい、よっ!」 「きゃ!」 ドンッ!と肩を彼女に押されると誰かの胸に勢い良くぶつかった。 目を開けると 誰か男の子の胸がすぐ目の前に。 やな予感…… 「…………」 「…………」 やな予感的中! な か や ま そ う や だ ! 逃げ出したいけど、 本当に本当に!今すぐ逃げ出したいけど。 ――… 彼の瞳に〝また〟捕まった。 …動けない。 そう、それはまるで魔法。