「ありがとうございました。 またのご利用お待ちしております。」 プレゼント用に包んでもらい、お店をでた。 家に帰る道を歩いていると、 後山の後ろ姿が見えた。 声をかけようと思った瞬間、 影山にひっつく女の姿があった。 女は後山に喋りかけているが、 後山は曖昧な返事しかしなく なにか携帯をいじっているようだった。 後山が携帯をズボンのポケットに入れた瞬間、あたしの携帯がなった。