--コンコンコン
ノックをして扉を開ける
「あれ?雅くん、どうし・・・ヒッ!!」
理事長が私の顔を見て小さく悲鳴を上げる
失礼な方ですね
わざとらしくにっこりと笑って言葉を紡ぐ
「単刀直入に申し上げます。私たち、あの毬藻が学校からいなくならないのでしたら、生徒会辞めます。」
「え!?ちょ待って!!!また何かしたのあの子!?!?」
「えぇさすがに我慢の限界ですので。一週間・・・いや3日猶予をあげます。その間に対処してください」
「3日!?それは何でも・・・」
「では、失礼します・・・あ、理事長、私は学校を辞める準備も出来てますので」
「え!?ちょ待っ」
バタン
何かまだ言葉が聞こえたが扉が閉まって何も聞こえなくなる
「では、教室に行きましょうか。私たちは仕事をしていないらしいので生徒会室にいく必要ありませんし」
絢「うん!そうだね!!ひっさしぶりだな〜」
圭「コクコク」
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「あっっの馬鹿!!!今度は何やらかしたんだ!!!」
あぁーもう!!!
思わず頭を抱える
兄に頼まれたから甥を学園に入れたが、
あんな問題児だとは思わなかった
入れる前にしっかりと調べておくべきだった
「あの優しい夕雲さんが我慢の限界なんて相当ですよね」
理事長室に続いている隣室で仕事をしていた秘書の柴咲が顔を出す
「あぁ早くあいつを追い出さないと雅が学校辞めちまう」
そうなってはならない
きっと雅が学校を辞めたら続けて辞める人が出てくるだろう
それに雅はこの学校に必要な人材だ
「あいつを追い出す材料は集めていたのでしょう?上手く活用して対処してください。これはあなたの仕事です」
「あぁ」


