「あぁ、ご苦労様。―――頭はどいつだ?」 感情のこもらない声でそう訊ねると、それまで凍り付くように固まっていた連中の中から怒声が答えた。 「…てめぇが竹中半兵衛か!」 「いかにもそうだ。念のために聞いておくが、なぜこのような企てを起こした?」 「ハッ!言わねぇとわからねぇようだな?俺ら農民を人とも思わねぇ仕打ちに我慢も限界なんだよ!」 吼えるようにそう言い放つ男に、俺は心底呆れて溜息を吐いた。 「………そうか。なら私とお前達は相容れることがなさそうだ。死んでもらう」