遠慮なく開けられた襖の中と外、空気が凍る。 半兵衛さんに組み敷かれる私。 私に馬乗りになる半兵衛さん。 そんな私たちを見て目を点にする、半兵衛さんとは正反対な精悍な顔立ちの男の人。 「―――嫌ぁぁぁあ!!」 私の悲鳴で一気に我に返った二人は慌てふためき、とりあえず襖を閉めてその場に正座して俯くのみだった。 私はというと、あんな現場を見られてしまって恥ずかしすぎてうっすら涙ぐんでしまう始末。 …半兵衛さんのバカ! そうは思っても口にすることもできないくらい動揺していた。