5月の中頃。 私の彼、葛城陽太は。 どうやら私の親友を好きになったらしい。 陽太からは何も聞いてないんだけど。 私の親友、白川ゆいと先週の土曜日に一緒にいるところを目撃した。 お互いがお互いを愛しくみていた。 何も知らない人からすれば、ただのラブラブカップルにみえるくらいだった。 「桃嘉?なんだよ。せっかくふたりきりなのに、他の男のこと考えてんの?」 コイツが、陽太。 そんな私は、名倉桃嘉。 陽太も私もゆいも高3。 「…触んないでよ。」 「はっ?」 .