冷血姫と空から降ってきた王子様





おばあさんは

とってもいい香りのする

紅茶を出してくれて


「わたしに

 何か用があるの?」


と尋ねてきた。


「・・・。

 昔のことが知りたいんです。」


「昔・・・?」


「えぇ。

 私たちが生まれる前の話。」


エスポワールは

ずっと黙っている。