冷たっ………。
男の手は氷の様に冷たくなっていた。
「本当……馬…鹿…」
あまり、強く言えなかった。
だって、バカ男があまりにも色っぽい瞳で私を見つめるから。
今までと違って間近で見るバカ男は、いつもより一層綺麗だった。
「これ、飲んで。」
色っぽい瞳に耐えられなくなった私はハチミツ檸檬を押し付けた。
嬉しそうに私が作ったハチミツ檸檬を受けとる。
「…いただきます。」
バカ男はそう言って口を付けて一気に飲み干した。
「美味しい…美麗ちゃんの味がする。」
は、はあ!?
予想外すぎた感想。
第一、私の味って一体何ですか?


