そして楽しいお茶の時間が始まった。

「原田お前食いすぎだよ！！！」

平助君の叫び声がひびく。

「あはははっ！新八どうやればでこに団子が付くんだよ！！」

「器用すぎだよね!」

原田さんと沖田さんが笑い転げる。

「こら！総司一に団子をいっぺんに３本も突っ込むな！！」

土方さんの声を聴き見ると沖田さんが楽しそうに一さんの口にお団子を詰め込み、一さんが苦しそうにお団子を食べていた。

「わわっ！！一さん！！お茶どうぞ！！」

私は慌ててお茶を差し出す。

そしてお茶をのみ落ち着く一さん。

「・・・・美味しい。」

「だっははは！！結局それかよ！！」

新八さんが大笑いする。

「ったくお前ら・・・元気すぎだろ。」

呆れていた土方さんも楽しそうだった。

こういう穏やかな一日もいいものだなって私は思った。