私はお茶の用意をする。

そして稽古前に作っていたお団子をお皿に盛りつける。

「あれ、蝶ちゃん!なにやってるんだ?」

「あ、原田さん!土方さんにお茶を入れているんですよ。」

背後から原田さんが現れる。

「うわあ・・・おいしそうな団子だな!!」

目を輝かせる。

「ふふっ。原田さんも食べますか?」

「いいのか?」

「はい。たくさんありますから!!」

「蝶ちゃん俺もたべたーい♪」

沖田さんが楽しそうにやってくる。

「あれ、沖田さん。追いかけっこは終わったんですか?」

「うん。」

う、うわあ・・・沖田さんの笑顔が、黒い。