「はい。よく眠っていましたよ?」

「ああ、そうか・・・仕事早く仕上げちまわないと終わらねえな・・・」

土方さんがため息をつきながらそうつぶやく。

「仕事って、この計算のお仕事ですか?」

「ああ。急ぎの仕事でな。ってなんでお前それもっているんだ?」

「あ、すみません!これなら私でもできるので・・・勝手にやっちゃいました。」

私は土方さんに数枚の紙を渡す。

「すごい・・・全部あってる・・・」

「あ、本当ですか?沖田さんもそう言ってたんですけど、やっぱり少し自信なくて・・・でもよかったです!!」

「お前頭いいんだな。」

そう言って土方さんが頭をぽんぽんしてくれる。

土方さんにこうしてもらうの好きだなあ・・・・

そんなことをしみじみ考えていた。