「長州のやつらが俺らに何の用だ?」

そういいながら三人は私を囲むように立つ。

「お前らを殺す!!」

そういいながら男たちは一斉に切りかかってくる。

三人は次々と男たちを切っていく。

あっという間に男たちは地面に倒れていく。

「はあ、こいつら弱いねー」

沖田さんが刀についた血をぬぐいながら話す。

「油断は大敵だぞ。総司。」

一さんは冷静に沖田さんをたしなめる。

「怪我はないか?」

土方さんが振り向く。

「あ、はい。」

私はうなづく。

土方さんの後ろに倒れていた男が立ち上がり切りかかってくる。

私は土方さんをどけて胡蝶蘭で応戦する。

「なっ!」

男は私が出てくるとは思っていなかったらしい。