「土方さん。俺も原田さんについていきます。」
そう言って沖田さんも歩き出す。
「蝶。お前はどうしてそこまでして他人をかばうんだよ。」
土方さんが苦しげにつぶやく。
「土方さんと思いは一緒だと思いますよ?」
「え?」
「どんな人でもここにいる以上は仲間だから。仲間は大切にしたいですから。それに、彼らの気持ちもわからなくはないんです。いきなり現れた私がみなさんと仲良くするのがきっと羨ましいんじゃないんでしょうか?」
「蝶・・・俺はお前みたいに優しくはねえよ。」
そういってふわりと頭を撫でてくれる。
「怒鳴って悪かったな。」
「いいえ。土方さんが怒鳴るのは、心配してくれるからでしょう?知っていますよ。」
「ったくお前は・・・」
そういって微笑む土方さんの微笑みは穏やかなものだった。
そして私はふと考える。
私の誇りは、なんだろう?
そう言って沖田さんも歩き出す。
「蝶。お前はどうしてそこまでして他人をかばうんだよ。」
土方さんが苦しげにつぶやく。
「土方さんと思いは一緒だと思いますよ?」
「え?」
「どんな人でもここにいる以上は仲間だから。仲間は大切にしたいですから。それに、彼らの気持ちもわからなくはないんです。いきなり現れた私がみなさんと仲良くするのがきっと羨ましいんじゃないんでしょうか?」
「蝶・・・俺はお前みたいに優しくはねえよ。」
そういってふわりと頭を撫でてくれる。
「怒鳴って悪かったな。」
「いいえ。土方さんが怒鳴るのは、心配してくれるからでしょう?知っていますよ。」
「ったくお前は・・・」
そういって微笑む土方さんの微笑みは穏やかなものだった。
そして私はふと考える。
私の誇りは、なんだろう?


