「蝶ちゃん。楽しんでる?」

「あ、沖田さん!!!」

沖田さんが私の横にちょこんと座る。

「みなさん元気な方ばりですね。」

私は周りをみながらそうつぶやく。

「元気すぎるだけなんだけどね。」

沖田さんは楽しそうに笑う。

「沖田さん、お酒強いんですねえ。」

私が見ている限り沖田さんはかなり飲んでいる。

なのに全然酔っている気配が見えない。

「ああ、そうかもしれない。土方さんはめちゃくちゃ弱いよ?」

にやりと笑う。

「え!そうなんですか??」

「うん!今日は飲んでないみたいだけど。今度飲ませてみる?」

「はいっ!」

私と沖田さんはそう言って作戦を立てていた。