すると蝶はふわりと木に舞い上がる。

「なっ!」

俺は驚いて蝶を見上げる。

この高さをあんな軽々と・・・

「凄い。蝶ちゃん身軽だねえ。」

総司は感心しながらつぶやく。

「総司。関心している場合じゃねえだろ。」

「うるさいですよ。土方さん。」

ったくこいつは・・・・