きっと、これからこの時代を生きていくうえで悲しいことがたくさんあるだろう。

苦しくて、悩むこともたくさんあるだろう。

だけど、その倍彼らと楽しい時間を過ごしていけばいい。

私は彼らを信じていく。

たとえ、歴史を変えることになっても

私はもう迷わない。

「はら。蝶行くぞ。」

土方さんがこちらを軽く振り返り微笑む。

浅葱色色の羽織が月夜に映えて綺麗だ。

あのとき、池田屋事件の時は涙で浅葱色がよく見えなかった。

だけど、今は違う。

浅葱色を背負うあなたたちを私が支えるから。

私は心にそう誓い歩み始めた。