私たちは必死に走る。

「っもう!!なんであんなことしたんですか沖田さんっ!!」

そういうと沖田さんは楽しそうに答える。

「いやあ、蝶ちゃんがいなくなってから土方さんも元気なかったからさ。せっかくだから久しぶりにね?」

「いやいや、久しぶりどころか半分命懸けじゃないですか!!」

「ぐはっ!!」

「新八さん!!」

新八さんのみぞおちに土方さんの雪玉がヒットする。

「だめだ!新八は見捨てよう!!」

原田さんの声にみんなが頷き新八さんを放置して走り出す。