「原田さん、新八さん、平助君!!」

私が元気よく叫ぶと三人がこちらを振り向く。

わたしは一斉に3人の顔に雪玉を当てる。

「あははっ!!やったあ!」

私が一人ではしゃいでいると三人が驚いたようにこっちを見る。

「うわあ・・・久しぶりに雪あてられたよ。」

平助君がそういいながら雪玉を作っている。

「あはっ?」

三人とも笑いながらこちらに雪玉を投げてくる。

「きゃあああ!!ずるい3対1なんて!!」

私はそういいながら走り出す。