翌朝土方さんと共に沖田さんの部屋に行く。

「沖田さん大丈夫?」

「少し、だるいかな?」

顔は青白いままだった。

私は決心する。

「沖田さん目をつぶって?」

「え?」

「いいから」

「うん・・・」

沖田さんが目をつぶる。

私は力を開放する。

そして沖田さんの体を癒す。

そして沖田さんの体が光徐々に元に戻ってくる。

沖田さんは静かに眠っている。

私が癒し終えたその瞬間腕輪がはじけ飛ぶ。

「おい、蝶腕輪が・・・」

私は土方さんに抱きつく。

「土方さん、沖田さんはもう大丈夫・・・」

「お前が治してくれたのか?」

「うんっ!土方さん?」

ああ、意識が遠のく。

「どうした?」

「愛してる・・・」

そう言い終えた瞬間私は時を飛ぶ。

本当に、大好きだよ・・・