誠の紅桜に止まる蝶

土方さん、私わかったよ。

私にできること。

だとえ、あなたと離れることになっても・・・・

私は力を使う。

あなたの大切なものを一緒に守るから。

「土方さん?」

「なんだ?」

「土方さんと一緒に過ごせて楽しかった。」

「なんだよ。別れの挨拶みたいに。」

「土方さんは楽しかった?」

「当たり前だろ。これからも一緒に過ごすんだろう?」

そう言って土方さんは強く私をだきしめる。

「絶対どこにも行かせないからな?」

「・・・・うんっ!」

お願い、今だけは私に夢を見させてください。