「土方さん顔真っ赤ですよ?」

沖田さんが意地悪そうに微笑む。

「総司、てめえは黙ってろ。」

「でも、あの俳句って昨日できたばかりですよね?」

「なっ!てめえなんでそれ知ってるんだよ!!!」

「盗み見ました♪」

沖田さんがえへっと笑う。

「総司、てめえ・・・・とりあえず近藤さんのところにこいつを連れてく。」

そう言って私を指さす。

「おいで、蝶ちゃん。」

そう言って沖田さんが腕を広げる。

「いやいや!普通飛び込みませんよ?」

私は慌てて否定する。

「ちえ。つまんないの。」

沖田さんはしぶしぶ腕を引っ込める。