ふわふわと波に揺られているような気がする。

私は気が付くと青い空間に立っていた。

「ここ、どこ?」

私は一生懸命に走る。

どうして出口がないの?

私はその場に座り込む。

ああ、でもどこに行きたかったんだっけ?

私はそんなことをゆっくりと考えていた。

すると誰かが呼ぶ声がする。

「蝶・・・戻ってこい。」

この声は・・・土方さん?

私はゆっくりと声のするほうへと歩き出す。

ああ、そうだ。戻ってちゃんと土方さんと話し合わなきゃ・・・

ゆっくりと、意識が戻る感覚がした。