「さあ、屯所に帰ろうか!」

「そうですね!」

帰って土方さんと向き合おう・・・

もし、土方さんの心が私のものじゃなくなっていても・・・

笑って幸せを祈ろう。

たとえ、自分とではなくても

好きな人には幸せでいてほしいから。

そんなことを考えながら歩いていると沖田さんにぶつかる。

「ふわっ!」

「ごめんごめん!だけど、またいつものパターンで浪士たちがいるんだよねえ。」

沖田さんがだるそうにつぶやく。

ざっと15人くらいかな?

私は刀を構える。

「さっさと終わらせちゃおうか!」

「そうですね。」

私たちは浪士を相手にし始める。